ミャンマーの旅

ミャンマーの旅

1.ミャンマー旅行の王道コース①旧首都で最大の都市ヤンゴン②世界3大仏教遺跡の一つバガン③高原のリゾート・インレー湖を回る6泊8日の旅としました。
2.各都市2泊のゆったり日程とし、バガンとインレー湖は5星の最高級ホテルとしました。
3.インレー湖では現地の人々が集まる五日市のスケジュールに合わせてインデインとピンダヤを訪問しました。
4.インレー湖の特産であるハス糸織物工房を訪問します。
5.ヤンゴン到着から出発までの全日程のスルーガイド・専用車・舟の手配を日系現地旅行社に依頼しました。

航空券の手配

ヤンゴンへは全日空が直行便がありますが、同行する友人夫妻が帰りにハノイに寄る必要がることからベトナム航空にしました。
JTB格安航空券サイトで予約しましたが予約時に座席の指定はできません。搭乗の24時間前にオンラインチェックインが可能ですが、希望の座席(例:通路側)が取れないことがあります。今回ベトナム航空のサイトで予約確認(Eチケット番号を利用)をしたところ座席の指定ができることが分かり希望の座席を指定することができました。

ヤンゴン⇒ヘホ(インレー湖)⇒バガン⇒ヤンゴンの国内線予約はミャンマーのオンライン旅行社Flymya.comでGolden Myanmar Airlinesを予約しました。

ホテルの手配

Booking.com を利用しました。

ヤンゴン市内の4星ホテルです。客室も広く朝食も大変美味しい点は良いのですが、客室やバスルームの照明が非常に暗くバスタブがないのはマイナスでした。ホテルの周辺の雰囲気はあまり良くなく、買い物や食事をするような所もありません。大型で収容能力もあるので団体用には良いと思いますが、個人旅行には向かないと思いました。

インレー湖に面した5星ホテル、バリ島の様なロッジタイプで湖上に建てられ客室が非常に広く、スタッフのサービスも非常に素晴らしくて快適でした。

バガンの5星ホテルで広大な敷地の豪華なホテルです。敷地内に13階建ての展望塔が立っており日の出や日没を見るのに最適です。プールの前は夜野外レストランになります。

当初、ヤンゴンに戻ってのホテルは到着日と同じローズガーデンホテルでしたがスーパーホテルに変更しました。日本のビジネスホテルのスーパーホテルです。日本と同じコンセプトで最上階には大浴場があり、1階には居酒屋タイプの和食レストランがあります。客室はあまり広くはありませんが十分な広さがあり、バスルームは典型的なユニットバスで狭いですがバスタブもあります。価格も安く、大浴場と和食レストランがあり、日本語も通じつので出張や個人旅行には最適でしょう。

スルーガイド・専用車・舟の手配

ヤンゴン空港出迎えから6泊7日の観光そしてヤンゴン空港見送りまでをヤンゴンの日系旅行会社サイトラベルに依頼しました。
ネットで3社を選び見積もりを依頼した結果、素早く適切な対応をしていただきました。当初各地でローカルガイドをお願いするつもりでしたが「①ヤンゴンからのスルーガイドでも料金がそれほど上がらない②緊急事態対応や日程管理などの面で得策、とのアドバイスを受けてスルーガイドをお願いしましたが正解でした。

ヤンゴン

ベトナムのハノイ乗り換えでヤンゴンに18時に到着しました。まずシュエダゴォンパゴダのライトアップを見てからホテルにチェックインしました。

インレー湖

翌日、空路ヘホへ飛び、車でインレー湖に向かいました。途中シェヤンウェー僧院に立ち寄りました。金色に輝く仏塔が多いミャンマー風ではなく木造の質素な僧院でしたが隣接する寺院の中に無数の仏像が安置されていてびっくりしました。

インレー湖に到着すると5人乗りの高速艇に乗り換えて観光です。片足で櫓を漕ぐ漁師、ファウンドーウー寺院、水上農園を見てホテルにチェクインしました。

ホテルはインレー湖に面したホテルで客室は湖の上にありました。

翌日の午前中はインデインという村に行きました。民族衣装の人々で溢れたマーケットは前回行ったベトナム北部のバックハーに匹敵するエキサイティングなものでした。隣接する仏塔群も素晴らしく感動しました。午後は織物工房に行きました。はす糸の織物で有名ですが主力は絹織物で糸染めからの本格的手織り工房でした

インデイン5日市

インデイン仏塔群

織物工房

首長族の店

紙漉きと傘造りの工房を併設した土産店に首長族の女性がいましたがあまりにも見世物的で悲しくなりました。以前行ったタイ北部チェンライの奥地の首長族の村の人々は生き生きとしていたのと対象的でした。

朝ホテルをチェックアウトし車で空港のあるヘホの村まで山道を1時間ほど登り、さらに1時間ほど左右にごま畑の黄色い花やとうもろこし畑などを見ながら走りピンダヤの街に着き、5日市と洞窟寺院を観光し、ヘホ空港から空路バガンに向かいました。

ピンダヤ5日市

ピンダヤ洞窟寺院

ピンダヤ紙工房

ヘホ空港からプロペラ機で40分ほどで日没直後のバガンに到着しホテルにチェクインしました。

バガンのホテル

翌日は終日バガン観光です。早朝ホテル敷地内の13階建てのタワーから美しい日の出を鑑賞、朝迷路のようなニャンウー市場をまわり、午前金色のシュエズィーゴンパゴダなどを拝観、昼食後ホテルで一休み、午後バガン1美しいと言われるアーナンダ寺院などを拝観、パゴダを真っ赤に染めて沈む夕日を観賞し、夕食は伝統的な操り人形劇を見ながらミャンマー料理を楽しみました。

日の出

ニャンウー市場

シュエズィーゴン・パゴダ

ティーローミンロー寺院

タラバー門

マヌーハ寺院

アーナンダ寺院

タビィニュ寺院

バガンの夕日

操り人形劇レストラン

バガンから50キロほど離れたナッ神の聖地ポッパ山に行きました。途中ヤシ砂糖の村で砂糖の生産工程などを見ました。ポッパの頂上に登るには700段以上の階段を登る必要があるため登頂は断念しましたが麓は大変な人出で一大観光地でした。昼食をポッパ山を見下ろすポッパリゾートホテルで取り、バガンに戻ってバヤトンズ遺跡とミンナントゥ村を観光し空路ヤンゴンに戻りました。

ヤシ砂糖つくりの村

タウンカラ(ポッパ山)

ポッパマウンテンリゾート

友人夫妻とポッパ山を見ながら昼食です

パヤートンズ遺跡群

ミンナトゥ村

空路バガンからヤンゴンに移動しスーパーホテルにチェックインしました

ミャンマー旅行も最終日となりました。午前中は金色のシェッダゴンパゴダと巨大な寝釈迦仏のチャウダー時を観光し、午後はアウンサンマーケットと市内を観光してから、フェアトレードショップで買い物をして夜ヤンゴンを立ちハノイ乗り換えで帰国の途しました。

シュエダゴンパゴダ

アウンサンショッピンセンター

ヤンゴン市内

フェアトレードショップ

開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動のお店です。一般的な土産店より価格は少し高いですが製作者が誠実に作った良い作品が販売されていました。
Pomelo for Yanmar

ミャンマーは日本人にとってベトナムやカンボジアに比べ知名度が低くいですが、観光地としての魅力は大変大きく今後大いに期待できるとお思いました。
ヤンゴン空港は最近立て直された最新式の国際空港ですがヘホとバガンの空港はまだプロペラ機しか利用できず施設も貧弱で交通インフラはまだ未熟です。しかし観光資源は素晴らしく金色にかがやくヤンゴンのシュエダゴンパゴダの壮大さはローマのサンピエトロ大聖堂に匹敵すると思いました。インレー湖では小型モーターボートで湖水を疾走しながら寺院・水上農園・ハス糸織物工房などに立ち寄る独特な観光スタイルや、インデイン村の民族色の濃いエネルギッシュな五日市や無数の仏塔が並ぶ遺跡と現役の寺院が合体した宗教空間に魅了されました。バガンは3000以上の仏塔や寺院があり観光個所にあふれていますがなにより日の出が圧巻でした。バガンから50キロほど離れたポッパ山でも大変面白い体験ができました。そしてなにより魅力的だったのは活気に富んだ地方のマーケットでした。民族色豊かな衣装、野菜・魚・肉など豊富な食材、混み合った狭い通路を行き交う人々、など極めて魅力的でした。
今回の旅行はホテルと国内線は自分で手配しましたがヤンゴン到着から出発までの6泊7日間のガイド・車・船の手配は現地旅行社に依頼しました。ミャンマー人日本語ガイドがスルーガイドとして全行程同行してくれたおかげで非常にスムースに旅行ができました。費用も欧米に比べ格安でサービスもよく楽しい旅行ができました。ホテルの設備やサービスもよく支払いもクレジットカードが利用でき全く問題ありませんでした。ミャンマー料理はカレー風味の煮込み料理や揚げ物などが中心のやや油こいものが多く、味付けはあまりせずに自分で香辛料や魚醤などで味を調整する料理が多いようでした。
今回の旅行の写真や動画はスマホ(Huawei P20 Pro)で撮影しました。いままで旅行用に一眼デジタルを使用していましたがもうスマホで十分ですね。

ミャンマー旅行記(ビデオ)