前回の旅行ではミラーレスのオリンパスPen-Fを持って行きましたが、静止画は良いのですが動画の安定性に不満がありました。そこで今回はスマホ(Huawei P20 Pro)とジンバル(動画撮影安定装置:DJI osmo mobile2)を購入しました。Pen-Fとの比較撮影をしてみると予想以上良く写り、大きく重いデジカメは不要かなと思いました。
Pen-Fの静止画はそのままでは空が白っぽくいまひとつです。
OLYMPUS Pen-F画像処理ソフトで風景向きに修正(空の色を青く、草木の色を鮮やかにし、全体をシャープに)すると見栄えがよくなります。
Huawei P20 ProはAIソフトがシーンを分析し自動的に画像処理をした画像になりますから、一発で大変見栄えのする写真が撮れました。少し修正し過ぎで不自然な感もありますがSNSで使用するならこのくらいの方が良いかもしれません。
Pen-Fの動画は静止画と同様にそのままではコントラストと彩度が低く見栄えがしません。Huawei P20 Proはコントラストと彩度が高く見栄えがします。Huawei P20 Proのデフォルトは2K30コマでスマホ内手ブレ補正が効きそのままでよく写ります。しかし更に高画質の4K30コマで撮るとスマホ内手ブレ補正が効かなくなり、画質は良いのですが手ブレがひどく実用に耐えません。そこで4K30コマで撮影するにはジンバル(動画撮影安定装置)が必須となります。スマホ自体は180グラムと大変軽いのですが、ジンバル(485グラム)を装着すると合計665グラムと結構な重さと大きさになります。それでもPen-Fにズームレンズを着けた重さと同じくらいですから、旅行用としては許容範囲です。